汁気を吸うキッチンペーパーを見て
明け方、笑面夜叉4話脱稿。
風呂上がりに飾り棚のポストカードを眺めて、アナログの価値は上手い下手だけじゃなく、筆致を見れることだと思った。紙の筆致って、「思考した時間」が見えるから面白いよねえ。絵画で印象派と呼ばれた人達のことを思い出す。
聞きかじりだが、当時は筆致を消して滑らかに仕上げるのが王道だった。そこへ、ただの印象を筆でガサガサと描く人達が現れ、庶民にウケたらしい。買ってもらえないかもしれないのに、印象派は挑戦心を持っていたんだなー。
ドライヤーで髪を乾かしながら、デジタル時代にあえて私も印象派になるのはどうか?と思った。アナログでがさがさ塗るのは楽しそうだ。
藤原麻里菜ちゃんのFUCK YOUキーボードを買うか迷ったまま、買い物を済ませ、床とトイレをピッカピカに掃除した。ゴミをまとめ終え、暑いので冷房をつけて、ラグにゴロンとした。家が綺麗になって清々しい。朝ウグイスがホケキョしてたなあ。
1週間分のレシートを家計簿(という名のただのノート)に記録。締め切り前だったからほとんどお金使ってなかった。
fanboxの更新をしようと思ったが、鏡の中の自分の目が据わっておりやめた。4時間は寝たものの、手がまだ熱くて痛い。半端なものを載せたらデカい後悔をするのが目に見えるので、ちゃんと寝てから描こう。このライン、申し訳ない…と言ったものかいつも迷う。更新できないからと過度に謝られても「そんなに気にしなくていいのに」と思う人が多い気がするから。そう…ですよね?(集中線)みんな優しいなあ。
休むと決めたら休みを楽しむぞ。実家の母からもらったおさがりのエプロンを締めて、今週の食事を作り置きしていく。この時間大好き!
先週からスタメンになったガパオライス弁当。今回は黄色のパプリカにしてみた。安くなってたので、可哀想になって赤をやめた。
パプリカの勇姿、マジで惚れ惚れする。国産パプリカもあって、国産!?和顔やないやろおまえ~とむちゅきみの江間くんみたいなことを思った。
猫の手がまだできないので、黄パプリカの分厚い肌にゆっくり包丁を入れる。これは絵を描くのにも言えることだな。初心者の時は、速さよりも丁寧にやるのが肝要という。
フライパンで具を炒めた後、汁気をキッチンペーパーに染み込ませる。白いペーパーが、ピーマンや挽き肉の中から出たものを吸い上げて、濁り、汁に沈んでゆくのをじっと眺め、作家になるならこうなってはいけないと思った。
孤独を大切にしようね。孤独を大切にしよう。一人ぼっちでいなさいということじゃない。何があってもなくても常に隣合わせのものを認め、抱きしめるということ。孤独は人にとって最も身近な怖いものかもしれない。でも作家や芸術家は、これを愉しむことができる。質の良い創作は孤独を和らげる力がある。私は、そうした孤独との向き合い方を、先人から学びたい気持ちでいっぱいなのだ。この自分と他者とかいう点同士を、琴線という直線で結ぶため、耳をすませて孤独を聞く。創作が心に流れ込んでくる。生きる意味が宇宙に生まれる。
1週間分のガパオライス弁当完成!黄パプリカだとブラジルの国旗みたいだ。ブロッコリーを茹でる。熱湯に浮かぶブロッコリーって密林。ザルに上げてトントンすると、音がAdoのギラギラの前奏そっくりだった。
おやすみ。
